BROMPTON

twitterのほうでお世話になってる@t_shigeさんの真似をして小径ロードバイクネタ(笑)
ロードバイクを1台もってるひとにもBROMPTONは個人的にお勧めできますが今回はもうちょっとスポーツしたタイプが
テーマということらしい。
その前にBROMPTONの良さ的なところもあらためて紹介。(いうまでもないけど)
10年以上前から日本でも流通しててイギリス製のBROMPTONが国内流通する前は台湾製のネオバイクというメーカーで
製造されていたものがアジア地域では流通してました。理由はいろいろあるようですが1つ言えるのはBROMPOTON社はいまでも
イギリスの自社工場でハンドメイド生産。ネジからスポークにいたるまで製品のほとんどをSHIMANOなどのパーツメーカーに
頼ることなく部品から作って組み立ててます。(一部、変速機などは社外品を採用してますが)
フレームも大きくわけると現行のBROMPTONに至るまで3世代ぐらいあるわけですが、BROMPTON社のすらしいところは基本的に
モデルチェンジをしないところ。旧モデルのフレームにも現行モデル用のパーツが極力つかえるようにモデルチェンジをしてる点。
多くの小径車はフロントフォークにしてもリア三角にしてもメインフレームにしても専用設計の場合が多く、頻繁にモデルチェンジを
繰り返すモデルに関しては数年後、その場所が破損したときにパーツの取り寄せができなかったりします。
このあたりがMTBやロードバイクと大きく異なります。(最近のカーボンフレームのロードバイクなどはフロントフォークが
フレームに専用になってるものもあるので例外はあります)
うちのは12年以上前のBROMPTONですが現行モデルの泥除けが使えますし(ステイの位置などに変更がないため)
リア三角をロックするレバーもついてないモデルですが現行モデルに採用されているロック機構をつけることもできます。
構造的な話になりますが「折りたためる自転車」と「折りたたみ自転車」は微妙に違うと思うのですが基本的に後者は
個人的には工具などなく折りたためる、たたんだとパーツなどを縛るなどする必要がないものをさすと思ってます。
(とはいえひっくるめて折りたたみ自転車でええけど)
BROMPTONの場合、たたんだあと自立するため電車で輪行する際も(ころがるので気をつけないといけないが)手でずっと
自転車をささえておく必要がありません。これは使うと分かりますがけっこう比較すると快適度がちがいます。
あとキャリアつきのBROMPTONのほうがころがしやすいですが、たたんだ後、転がして移動できます。
折りたたみ自転車はどれもたたむ構造があるため、強度をもたす必要があるのとヒンジ部分などが重量的に重たくなるので
耐久性を保持したまま軽量化がむずかしいためけっこうな重量があります。駅のホームなど移動時にころがして移動できると
かなり快適です。(階段などは持ち上げる必要がありますが)
あとみすごしがちですが、たたんだパーツが小さなパーツなどによって固定されるように設計されています。
これも結構重要でたたんだパーツとパーツがガチャガチャと輪行袋の中で接触しちゃうわけです。(一般的な折りたたみ自転車)
これもついでに書くと、内装ハブを採用していることでチェーンラインがまっすぐなままですのでリア三角をたたんでも
チェーンラインはそのまま変更がありませんからチェーンがたたむことではずれやすくなることがありません。
テンショナーもよくできていてリア三角をたたんでもチェーンがたるみませんから、たるんだチェーンでフレームを傷つけたり
する可能性は低いです。たとえば宅配業者にBROMPTONを預けた場合、丁寧にあつかってくれると横にされたりしないでしょうけど
横にされてもチェーンははずれません。チェーンがたるむ折りたたみ自転車は横置きされるとチェーンがはずれて、たるんだ
チェーンでフレームがガリガリされちゃいます。(この場合、これをさけるためたるんだチェーンをなにかでしばる)
あとたたんだ時ですがチェーンが外側にでません。フロントホイールをたたむとフレームとフレームの間にチェーンがくるように
設計されています。どのみち輪行カバーをするわけですから同じなのですがBROMPTON社なりの配慮です。
転がせるようにしておくために袋にいれるのではなくカバーを使うことが多いですが、たたんでカバーをかぶせるだけなので
駅の改札の前でたたんでカバーかけるのに数秒です。これも簡単で気楽。電車にのって1度降り手別の路線に乗る場合など
前後のホイールをはずしてしばって袋にいれてみたいな輪行スタイルだとめんどうでやってられませんよね。
専用のフロントバッグシステムも優秀。ハンドルに固定するのではなくヘッドチューブ、つまりフレームにバッグが固定されるので
ハンドリングへの影響が少ないです。クイックになりがちな小径ですがバッグを装着することでかえって安定したハンドリングに
なりますし、なにより夏場とかリュックだと背中が蒸れ蒸れですが、こういったことから解放されます。
スポーツサイクルではありませんが生活に密着した自転車というか便利にできてます。>BROMPTON