自転車

昔の映像をみると自転車で大量に走るってのをみたもんやけど、北京ほど都会になると車中心の社会で自転車はそう多くありませんでした。
現地メーカー以外のものでみかけたのはGIANTのみ。日本のママチャリとかわりません。
自転車屋も1軒みつけましたが表には「GIANT」の看板がありました。

二人乗りがみとめられてることもあって、こんなのをよくみました。(タンデム)

日本で問題となった電動のみで動くやつも流行ってましたね。この電動スクーターも二人乗りができるやつが多かったです。(後ろにちゃんと座席がついてます)
荷物も自転車で運んでしまうので後ろが荷台になった前1輪後2輪の自転車も行商の方がよく乗られてました。
軽いものだと思うけど前に乗ったひとよりも高くつみあげた荷物を運搬している姿もよくみかけました。
日本人(というか観光客)とわかると行商のひとはしつこいぐらいについてきて「4個1000円」(日本語)から
はじまって、無視こいてると「10個1000円」になってしまいにゃ「30個1000円」とか「40個1000円」
になってました。現地通貨は「元(げん)」ですが、外貨がほしいのか買いやすくしているためかわからんですが
行商でさえ日本円で買い物ができます。お土産屋はもちろん元と円と両方で表示されているところが多かったですね。
道路は四輪と二輪にわけられてました。
つまり自転車とエンジン付きではないのでオートバイと自転車は同じレーン。
車の運転がむちゃくちゃで4車線の道路に5台走ってたり、隙間があれば割り込むのは当たり前。ちょっとした距離の間に3箇所で接触事故やってました。自動車との接触をさけるため二輪用のレーンは全てではありませんが写真のように柵が設けられてました。

自転車も車両という認識はあり、進行方向は厳守されてましたね。
横断歩道に信号がなかったり、横断歩道がないとこでも、平気でわたったりしてましたし、歩行者は歩道でまたず、車道の行けるところまではみでて信号待ち。
一部の大阪市内にあるようなカウントダウンタイマーがついてる信号機もみかけました。あ、そうそう自転車用の信号機もありました。人の絵のかわりに自転車になってました。スポーツサイクル?は日本でいわれるMTBルック車が多かったわけですが、中には折りたたみ自転車やロードバイクも目にすることができた。とはいえそうしたスポーツサイクルは圧倒的に少なく、日本で見かけるような高級車は一台もみませんでしたね。逆に自動車は高級車ばかり。
フォルクスワーゲンか圧倒的に多かったですが、BMWアウディなんかも多かったです。車を持てない人の方が多いのかもしれませんが、そのくせ片側4車線の道路が大渋滞をおこすほどの交通量。
日本車はほとんどみませんでしたが、クラウンとカムリを一度だけみた。
左ハンドルなのがめずらしい。当たり前なんやけど。
あ、そうそうオートバイもヘルメットかぶってるひとはひとりもみませんでした。
あと大きな排気量のオートバイもみかけませんでしたね。
ツアーガイドいわく「見栄をはるのがいいことだと思ってるので商売として高級品のリースがある」
「結婚式などでは車をもってないひとが高級車を借りていく。アウディが人気。時計なども同じ。」
なんだそうです。ですので、走ってる車なんかがすべて所有車かどうかはわかんないんですね。
日本のレンタカーみたいに「わ」なんてのがあんのかもしれんけど。
あと2〜3台、ナンバープレートがない車が走ってました。
白いナンバープレートは軍隊なんだそうです。
警察はあちらでも「警察」なのでパトカーはすぐにわかります。
おもしろいなぁとおもったのは公衆電話にかかれてた番号なんですが「警察110」「消防119」と
日本と同じなんですねぇ。でも救急車の管轄が消防とちゃうみたいで「救急車120」とかかれてました。
かなり携帯電話が普及してるらしいねんけど公衆電話は要所要所にちゃんとありました。