titanium

一部の自転車ではフレームにtitaniumが使用されたやつがある。

そのむかし鉄のフレームがレースでも使われてたような時代、鉄より軽く、よく走るということで、

未来の乗り物的に扱われ、ツールドフランスのようなビッグレースで選手たちは上り坂のコースでペナルティを支払ってまで勝つためにチームバイクと異なるtitaniumフレームの自転車をチームカラーにペイントして使われたりしたこともあるらしい。

 

いまとなってはtitaniumよりカーボン素材のフレームのほうがレース機材としてはメリットがあり、わざわざtitaniumを使う人はほとんどいなくて趣味の乗り物になったんやないかなと思うねんけど、titaniumといってもいろいろあるらしく昔、チタンバイクの代理店をされてた人に話を聞いたことがあるねんけど5グレードほどにわけられグレード3ぐらいのものが自転車用として使われてるとのこと。

 

titaniumの特徴としては腐食しにくいため、表面を鯖から守るための塗装は不要。

しなりがあるが前に進むみたいな感じの乗り心地で

路面からの振動吸収性もいいという感じ。

ただしフレーム形状やパイプの厚さなんかによって全然乗り心地が違うのがよくわかった。

 

あくまで個人的な感想でいうと高級になればなるほどロードバイクの場合とくに硬くなりtitaniumの特徴である「しなり」はわからんくなり、路面からの振動吸収よりも速く走ることが目的として設計されるため前に進むが疲れてしまう。

体力がある人が乗るとええんやと思う。

 

比較的廉価なフレームのほうが乗り心地がよく、

振動吸収も良いためか乗ってるとにはそんなにわからんくても帰宅した際の疲労感がアルミバイクなんかに比べると明らかに楽に感じた点が気に入った。

 

titaniumの表示として

6AL4V

3AL2.5V

みたいな表示がされてるねんけど、

まぜられてる割合が表示されてる。

6アルミニウム

4バナジウム

やったかな。

3-2.5に比べて6-4のほうがカチンコチンで加工も難しいが、さっき描いたみたいに前に進む。

 

「しなり」が特徴の乗り心地なので、短いパーツとして使用した場合、あんまりしならないのでtitaniumを使うメリットはそんなにない。

 

フレームサイズも同じパイプとしたら小さいサイズより大きいサイズのほうが、しなりやすい。

 

軽さだけなら比重の関係でアルミをつかったほうが軽くて安い。

 

ほぼ同じサイズのフレームでtitaniumを何台か乗ってるねんけど、どれも乗り心地が違うので、乗ってみるまでわからんのが正直なとこやけど1台はもっとってもええんやないかなとは思うが自転車は最終的に鉄かなと(笑)

 

気に入ってるチタンフレームやけど持ってるモデルに限ればレースしないけど競技用に出されたものやからキャリアなんかがつけれないので旅バイクやお買い物には不便である。

ここが不満といえば不満。

買う前からわかってたことやから、そういう用途には別の自転車でってことになる。

 

1台では済まない趣味の世界である。

 

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