チタンフレーム

寿命がながいみたいなこといわれることが多いですが検索すると「割れてる」のがわかります。
とくに競技志向の強いモデルほどクラックがはいったりしている。
「素材」としては腐食にも強く寿命は長いんだろうけど溶接はひとの手によって行われてますし
この溶接に専用の機材が必要であったり工場の設備投資も必要になる部分なので
あまり名の通ってないというか専門にやってないところのチタンフレームはノウハウがあやしいと
思って間違いないと思うので有名どころのほうが安心できます。
その点、クロモリフレームは安心。
素材そのものにネバリもあるので破断とかもしにくいだろうし乗り心地もいい。
欠点らしい欠点といえば重量なんだろうけどヒルクライムなんかでは不利になるかもしれないけど
そういったことをしない一般的な自転車ユーザーにとっては多少の重量増よりも乗り心地であるとかの
恩恵を受けるほうが「軽い」よりメリットがあるように思えるんだけどなぁ。
「軽さ」もいいとはおもうんだけど、そういうの必要なひとって「あともうちょっと軽かったらコンマ何秒か
速くゴールできたのに」なレベルなひとだとおもうんですよね。いや、もちろん否定はしません、軽さ。
こぎ出しもちがうだろうし長距離乗った時の疲労感も違うと思いますし。
でもあんまり軽さにこだわると素材が同じ質量のもんだとして軽くなっているってことは薄く作ってたりしますし
耐久性は落ちると思うんですよね。フレームもパーツも。1シーズンで乗り換えるプロのような生活しているひとは
いいと思いますけど何年も乗るのに軽量バイクは合わないような・・・・とはいえプロでもないので週末ちょっと乗る程度で
壊れたりもしないと思いますけど(笑)
LITESPTEEDもGHISALLOという軽量フレームだしてましたけど今はラインナップから消えてしまってます。
金属フレームで770gだったかな。実際、試乗したこともあるし担いだこともあるけど軽いです。
でも指でおすとへこむ部分があったりして体重あるひとには乗れないなぁと思うんだけど耐久テストもしてて100kgs以上
ある社員に1年以上通勤につかわせて「大丈夫!」とかいうてたなぁ。
LITESPEEDに関しては創設者であるリンスキー氏が同社をさって自身の名前をブランド名にした会社を立ち上げてます。
そのときにチタンフレームをつくってたスタッフなんかも一緒にそちらに行ったなんて噂もありますね。
(その関係でカーボンフレームがふえてチタンバイクは設計が古いものをラインナップに残していて新しいのを発売してないのか
どうかってのはわかりません。もともと毎年のようにモデルチェンジはしてませんし)
かつてはツールドフランスなんかのメジャーレースにもフレームを供給したり選手がこっそりペナルティ払ってまで
使いたかったフレームとして名をあげましたけどレース市場は金属フレームで勝てない時代になったのかカーボン全盛やね。
折りたたみ自転車なんかは折れる構造をつくらないといけないので、ここの部分がどうしても重量がかさんでしまいますね。