NWT

ツーリング車の紹介の勢いでついでに書くと折りたたみ自転車のジャンルではやはりBIKEFRIDAY
小径の折りたたみ自転車としては珍しく前後にパニアバッグが装着できる。
何種類かでてるわけだけどロードバイクにあたるPocketRocketでさえBIKEFRIDAYはパニアバッグが4つ装着できるようになってる。
New World Touristは名前の通りツーリング用であり、BIKEFRIDAYの初期からリリースされてるシリーズ。
ここからBIKEFRIDAYがはじまった。(たいそうか)
http://www.bikefriday.com/bicycles/touring/1248
走行時はトレーラーとして牽引できるサムソナイト製のスーツケースに自転車を折りたたんで収納し空輸することがコンセプト。
PocketRocketとの違いはタイヤ、チューブが入手しやすい406という規格の20インチが採用されている点。
http://www.bikefriday.com/bicycles/road/1124
PocketRocketが451という規格の20インチを採用しておりホイールサイズも大きくなるため舗装路においての走行性能という点では有利。ギア比もホイールサイズの違いにより異なるため同じコンポ、ギア比であればよく進むということになる。406のほうが太いタイヤも選べるのとブロックパターンのタイヤも選べるなど選択肢が多くなるの荷物満載のときはエアボリュームも多くなるので乗り心地やパンクリスクが軽減される(かも)。
BIKEFRIDAYは基本的にオーダーとなるため店頭在庫がない(納車待ちを除く)のと日本では4店舗しか代理店がなく、そういう意味ではあまり見かけない自転車といえるかも。オーダー故にカラーも好みで選択できるのと小径ではめずらしくフィッティングに重きをおいてるためフレームサイズもいくつか用意されておりオーナーに合わせたサイズで納品される。
基本的にスーツケースにいれての空輸が目的となってるため構造上、日本のような袋にいれての輪行では弱い点もあるが気をつけてれば問題ないし、なにより畳めることで輪行時のサイズはフルサイズ車に比べると小さくなる。
同社ではタンデム車も扱うが、こちらも分割あるいは折りたたむことができ輪行することが可能でサムソナイト製のスーツケースにおさまるようになっている。
NWTと似たモデルでPocketLlamaというのがあるが以前は同じVブレーキでフレームも同じデザインで区別がややこしかったけど現行モデルはディスクブレーキ。リア三角の形状も異なるが、こちらはMTBというかダート走行がコンセプトとなってるためBBの高さが高く設計されてることが最大の違い。その分、重心が高くなるのとサドルがその分、同じ人であっても高くなるため足つき性は悪くなる。あくまで悪路走破性をよくすることを優先した設計となる。
http://www.bikefriday.com/bicycles/touring/1362