アレックスモールトン

http://www.moultonbicycles.co.uk/

大人になってから自転車に乗り始めるきっかけのひとつがモールトンでした。
中古で譲っていただく話などもありましたが、残念ながら所有という形にはなりませんでしたが、最初にモールトンを知ったのはモーターサイクル関係の雑誌だったと思いますがモールトンでスピードテストをやったという記事。
そのときは「そんな自転車があるんや」と思ったのと当時、関西で実物を見かける機会はほとんどありませんでした。LoRoが上本町にできるまでは小径車や折りたたみ自転車が店頭にならぶことはほとんどなかったように思います。
はじめてモールトンの車体をみたのは東急ハンズ江坂店。なぜか置いてあった。
もちろんAPBというライセンス生産のものでキャッスルメイドではありませんでしたが、当時はそんな知識もなかったこともあり「雑誌でみたアノ自転車」にテンションがあがったもんです。
たしか24万円ぐらいのプライスタグがついてたと思うけど、高くて買えなかったなぁ。(そのときは)
長距離を走り切る自信もなかったでさすし、100キロも自転車で走る人は、よほどの練習をしたひとだと思ってましたので、現地までは折りたたんで移動して走りたいところだけを走れると思って、ちょうどLoRo上本町もできて話を聞きにいけたり、インターネットで調べて、おのひろきおんらいんを読んだりサイクルテックIKDさんのサイトをみたり。
結果的に購入したのはBD-1と、そのあとしばらくしてから台湾製BROMPTONの2台が最初の自転車に。
モールトンの記事を読んでなければ興味はさほどもってなかったかもしれませんね。
miniのサスペンションの開発をしたひとであることを知ったのはモールトンという自転車を知ったあとでした。博士は何度か来日されてますがモールトンオーナーでないこともありモールトンのイベントには参加したこともなく、直接、お会いしたことはないのですが、一度はお会いしたかったです。
ご冥福をお祈りいたします。