ロードなみに

スポーツタイプの小径車によくありますが「ロードなみに走る」という表現。
はっきりいうと「走りません」。
ホイールが小さくなり、同じギア比だとクランク1回転で前に進む距離が全然違います。
メーカーもしくは代理店の宣伝文句です。
もしくは他の小径に比べるとよく走りますよ〜の表現のひとつ。
とはいえだめなのか?
というとそうではないです。少なくともロードバイクが自転車の中で1番ではありませんし、ホイールが大きな分、出だしが小径より重たくなります。
ロードバイクを所有してないときポケットロケットで仲間のロードバイクと一緒に走るのにギア比をあれこれしてフロントのアウターチェーンリングは60Tになりました。
標準の52Tに比べたらかなり前に進むようになりましたが、路面抵抗はかわらず、小径の場合、大きなホイールの自転車に比べて大きくなるため脚を止めると速度が落ちます。
あと最近、書いたところだけどフレーム剛性が全然違いますので、フレームでパワーロスしてる部分もあるとおもいます。
ではどちらが楽しいかですが、これは好みの問題になってしまうのでなんともいえません。
個人的にはそれぞれどちらも楽しい。
構造がかわると別の乗り物ですから、それぞれに楽しいです。