北野天満宮

先日、たまたま番組で特集が組まれてたので、録画してみてみた。
いままでほとんどまったくといって歴史的なことがらや建物の作りなどについて興味がなかったわけだけど、写真を再びやりだすと少し興味が湧いてきた。
何度も行ってる北野天満宮であるが、番組をみると知らないことだらけであった。
まず祀られてるのは有名な(笑)菅原道真であるわけだけど実際に存在した歴史上の人物であり元よりの神様ではないため本殿と菅原道真が祀られている拝殿とは高さが同じ作りになってるとのこと。
伊勢神宮の場合、祀られている天照大御神の拝殿の方が本殿より高い位置に作られてるとのこと。
同じように拝殿と本殿を同じ高さに作られたのが日光東照宮らしい。これは北野天満宮の作りを真似して、そうしたらしい。
つぎになぜ牛があちこちにあるかであるが、菅原道真太宰府においやられた際に牛にあれこれ引かせてたわけだが途中でしんでしまったり、倒れたりした牛がいて地面にへたりこんでるところを牛の像にしたため北野天満宮にいる牛は脚を折りしゃがみこんでる姿なのだそうです。
しかしながら1頭のみ立ってる牛がいるらしいです。
なぜ1頭だけなのかはわかってないとか。
で、はずかしながら北野天満宮をたてたのが菅原道真と思い込んでいたのだが間違いであった。(笑)
太宰府に行かされて2年後に亡くなったそうだが、そのあと都では流行病や疫病などが蔓延、当時の信仰的な考えから菅原道真の怨念だと考えたそうで、怨念を鎮めるために神社にしたのだとか。
また鳥居をくぐってまっすぐ参道をいくと本殿につくのが通常であるが北野天満宮の参道は左に曲がってる。これにも理由があってもともと土地神様を祀っていた神社があった上に北野天満宮をたてたとのこと。
そのため鳥居から参道を真っすぐいったところには拝殿の後ろに位置するところに土地神様を祀ってある地主社があるそうです。
そっちがもともとの神様なので北野天満宮にお参りするときにはぜひそちらも。
さて梅で有名な北野天満宮。なぜ梅なのかは菅原道真が生前に梅を好んでたからという説があるとか。
かなりはしょって(間違いもあるかも)書きましたが知ってから見るのとまた違って見れるかもしれませんね。北野天満宮にかぎらず寺社にはそれぞれいろいろあると思うので調べてからいくといいかも。