自転車旅行

日帰りのツーリングも含めて自転車旅行。楽しいです。
なかなか2泊以上で出かける時間がとれないのは仕方がないとして、そういうときこそ「輪行」で目的地まであっという間に移動。
リュックも嫌いではないのだけど荷物が増えれば増えるほど車両に荷物を固定できるほうが楽です。
キャリアをつけてパニアバッグという本格的なのもいいけど大きめのサドルバッグなどを工夫して背中の荷物を減らして分載することで軽減もできます。
キャリアつけちゃうと重くなるのと輪行のときにけっこう面倒くさいことになりかねません。
折りたたみといえばBROMPTONです。小さく畳めて専用のフロントキャリアシステムでフロントバッグも使えます。ただしフロントバッグで注意点。2度ほど経験があるのですが、バッグを装着したままリア三角を畳んで駐輪時に転倒、こういった際にバッグに幅があるためバッグの総重量にもよると思いますが、バッグが路面に接地。この際にフレームが壊れないようにという配慮からか、いともあっさりとキャリアブロックが破損してしまいました。
そうなるとそこからはバッグを肩からかついでの移動になってしまいます。近くですぐキャリアブロックが手にはいればいいですが都心部でもなければなかなか店頭に置いてないと思いますので念のため予備を持ってる方が安心です。
BROMPTONは旅行でも快適に活躍してくれる自転車ですが、もともとコミューターであることもあって山を越えて進んで行くような使い方にはできなくもないけど向きません。
そうした使い方だとBIKEFRIDAYやロードバイク、MTBといった自転車のほうがベターです。
とくにBIKEFRIDAYは専用にキャリアも用意されてる上にポジションも自分に合わせてオーダーできます。
本来、空輸目的で開発されたものですが走行時はトレーラーになるスーツケースも用意されていて、スーツケースの中に収納できるようになってます。ポケットシリーズであれば通常のスポーツサイクル同様の変速システムもあり山越えなんかも難なくこなしてくれます。
BIKEFRIDAYのラインナップとしては406という規格の20インチを採用したNWTとPocketLlama。
違いはNWTに比べてLlamaのほうは悪路走破性を高める為にBB位置が高く設計されてて、以前は同じVブレーキでしたが現在はディスクブレーキになってます。
もう1つの代表モデルとしてはPocketRocketになりますが同じ20インチと表示してしまうとわかりにくいですが、こちらは406よりサイズの大きな451という規格になります。
ハイプレッシャーな細身のタイヤが装着され舗装路においての走行性能を向上されたモデルになります。
ロードバイクをお持ちならロードバイクと同じポジションでオーダーするとフィッティングも同じものが得られますのでよいですよ。
どちらのモデルも前後にキャリアが用意されてますのでパニアバッグを装着して本格的な自転車旅行も楽しめるようになってます。
折りたたみ自体はネジを緩めてハンドルをひっこぬくようになってます。このことで折れるタイプよりハンドル周りに剛性を確保してるわけですが、あまり抜き差ししてないとハンドルが固着してしまって抜けにくいときがあるのが欠点。
またスーツケース前提のところもあり、設計のツメの甘さがでてるのがリア三角を畳むとフレームに固定される先端が路面に接地するので、気をつけてないと、この部分を破損してしまいます。リア三角だけ交換もできるのですが軍手などで保護するほうが安心です。
またチェーンにテンションをかけておく仕組みがBROMPTONのようにありませんのでリア三角をたたむとチェーンがたるんでしまいます。
もう1台tikitというモデルが最近、人気ですが、こちらのモデルはコミューターとしてリリースされておりBROMPTONより走行性能は高いと思いますが、おなじ16インチとなります。BROMPTONほど小さく折りたたむことはできません。
tikitの場合、同じようにリア三角を折りたたむようになってるのですが、うまくできていてBBがリア三角についてる設計のためリア三角を畳んでもチェーン長さがかわらないためチェーンがたるみません。
ロードバイクやMTB輪行に関しては輪行袋によってもかなり違いがでてしまいますが、よほど空いてるときなどは前輪のみを外す簡易的なものでよいと思いますが、乗るとき空いてても、途中から混んでくる場合もありますし、そうなってくると降りにくくなったりする可能性もあります。特急などでは最後部シートのうしろの隙間に自転車を置かせてもらうことがありますが、前輪だけ外すタイプだと連結してるドア部分にはみ出してしまいますので置くことができません。通路に置くにも車内販売のカートが通るときにひっかからないように配慮が必要になります。エンド金具をつかって縦型収納するほうがベターです。
このあたりはケースバイケースで。